子どものそばにいる人 中川李枝子さんとぐりとぐら
涙もろいを通り越して
泣き虫だよね
と
帰りの車の中で
長女に言われた

あ
もしかして
気づいてた?
うん
そこ
泣くとこ?
って
思った
わかんないだろうな~
あのね
中川李枝子さんの講演会が
御殿場であるというので
いつもの
女3人で行ってきたんだ


いつものように
いちばん前の席でね
やっぱりな~
中川李枝子さんって
想像してたとおりの方
こどものそばにいるひと
子どものそばにいる人だ
って
思ってた
やっぱりそうだった
わたしが
うるっときちゃった
なかがわりえこさんの
ことばはね
子どもはみんな問題児
みんな悪戦苦闘している
その子なりにみんないい子になりたい
っていうことばね
いい子なんていないんだ
子どもはみんな
問題児なんだ
っていうふうに思っていれば
ずいぶんと
母親としての許容範囲が広がる気がするのね
それって
子どもも
わたしも
楽になる気がするの
問題があるのが子どもなんだ
ってね
子どものそばにいて
子どものことを
観察していた人の
裏付けのある
真実のことば
このときに
聞きたかった!
なかがわりえこさんは
「日本一の保母になろう」
って
保育園の主任保母さんに
自分の道を
きっぱりと決めたんだけど
その保育園の
目の前の子どもを喜ばせよう
どうしたらびっくりさせられるかしら?
って
考えて
ぐりとぐらのおはなしを作ったのね
売れる絵本を作ろう
とか
みんなが喜ぶ絵本を作ろう
とか
そうじゃないのね
目の前の子どもたちが
喜ぶお話を
考えたのね
それが
みんなに愛されて
愛され続けて
50年
そういうことって
真実だと思うのよね
たったひとり(30人の園児)のための歌
たったひとり(30人の園児)のためのお話
たったひとり(30人の園児)のための絵
そういうものが
世界中のひとの心を揺さぶること
って
あるんだよな~

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ぐりとぐら
に
サインしていただきました

そして
「これ、わたしが書いてる新聞みたいなものです。
良かったら読んでください」
と
図々しく
おせっかいなおばさんのおすすめ絵本 紙バージョン
も
押しつけてきました、すみません

なかがわりえこさん
うちの子のために
ぐりとぐら
や
たんたのたんてい
や
こぎつねコンチ
や
そらいろのたね
を
この世に送り出してくれて
ほんとうに
どうもありがとう
