どこらへんがいいのかよくわからない絵本とは




根っこ育ての読み聞かせ会で



かさじぞう

持っていきました

















ほら、例の
「いい、いい」言われるけどどこらへんがいいかよくわからない絵本ってのね









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すごく研究されつくされ
心を尽くされて描かれた絵
ってのもわかる
ことばもいいよね




でも
なんつーか、手に取らない絵本



なんでかな
やはり時代背景が理解できない
すっと入ってこない
ってのがあるのかな





お正月にしか、白いご飯を食べることができなかった時代




おじいさんの編んだ笠など誰も買ってくれなかったばかりか
自分の笠も地蔵にかぶせて、雪まみれで手ぶらで帰ってきたおじいさんを責めもしないおばあさん





お漬け物とごはんの「すっぽりめし」で年越ししてしまうおじいさんとおばあさん









ひるがえって




いつでも、「自分にご褒美」とか言って
ひんぱんに美味しいものを食べようと思えば食べることのできる生活をしてる自分





いつも白いご飯を食べることのできる自分






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↑この日のおやつは「レミントン」
オーストラリアのお菓子だそうです















想像できないのね


この絵本の世界があまりにも

腑に落ちないのね







そう

そして

ずいぶん前







松谷みよ子さんのエッセイを読んでハッとしたことがあったのね








「六人子を産んで六人死んだ。
六地蔵さまになったから、
もう死なないと思ったのに、
二人死んでいま二人いる」





(ごめん、根っこ育てではうろ覚えで「6人産んで3人死んだ」って言っちゃったけど)








おじいさんが

なぜ

自分が雪まみれになっても

お地蔵さんに笠をかぶせたのか


なぜ、おばあさんは、おじいさんを責めなかったのか



痛烈な哀切












そんな時代背景を知って読むとまた違う

知らなくても、絵本としてはいいんだけどね












昔話と言えば

AU

でしょ

あれ

パロディだから

元のお話を知ってるってことが前提、なのね

でも

浦島太郎、桃太郎、金太郎

と言えば、

AU
しか知らない


っていう人が、もはやほとんど




となれば、もはやAUが元のお話になっちゃうからね



(それが悪いことではない、と、ももたろうまつりのときに藤田一美さんが言ってたね)















昔話ってほんと難しいね


でも出会いたいよね


良質の昔話に出会って

丁寧に心をそわせるように読み合いたいよね



親子でなければできないかもしれないね








ちなみにわたしは、大晦日の読み納めに

うちの8歳女子に

かさじぞう

読みました


扉の地蔵様と

ラストの笠をかぶった地蔵様を見比べてた



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ちゃんと実感がわかないのは、しょうがない

だって、時代が違うし

でもだからこそ

絵本から、わからないなりに、その世界に入ってみるのもいいかもしれないよね










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「日本一」「桃太郎」の旗を持たされて戦うときはどうしたのか問題



「日本一」「桃太郎」の旗を持たされて戦うときはどうしたのか問題


というのが


ありまして


今朝


その問題が


突然


わたしの中で勃発しました



「日本一」「桃太郎」の旗を持たされて戦うときはどうしたのか問題











桃太郎は鬼退治に行くとき


おじいさんとおばあさんに


きびだんごをこしにさげさせられ、
新しいはちまきを持たされ
新しい袴をはかせられ
刀ささせられ
「にっぽんいちのももたろう」と書いた旗を持たせられ




「そんなの持てるかよ」


なんて文句のひとつも言わず

素直ないい子だから

ちゃんと手を振って
出発するわけですよ






うちの8歳女子と読んだんですけどね


改めて

この部分





はた?!


旗?

必要だったのか?


そう思ったんですけどね


名乗る前に

みんな

「ももたろうさん、ももたろうさん」

と声かけるわけです

イヌも猿もキジも



だから

きっとこの旗が役に立っているわけです



でね


猿に出会うと、なんと

桃太郎はその旗を猿に持たせるのです


だって山奥ですからね、両手両足を使って登って行くんです


川を越えるときも猿が持ってます

猿は旗持ちの役目を担ったようです





そして

鬼は

鬼が島にいるわけですから

島なわけですから

船でわたるわけです


すると


旗は・・・・


船につけられます

帆船です


そして

鬼が島に着くと


なんと!


旗を持ってない!


そうですよね、これから鬼退治をするわけですから


ってことは

旗はどこにあるのか?といえば




ほら


ちゃんと帰りの船には旗がついてます

しかも!


帰りの船は立派になってる!


そしてちゃんと

おじいさんとおばあさんのところへ帰ってくるときには


猿が持ってるんですね、旗








に注目したことなかったなあ


でもちゃんと描いてある



すごいなあ














理想のばあちゃん あかざばんば やまんばのにしき




あるとき気がついたら

日本を
何も
自分は知らない



まことに空しいというか
寂しいでしょう
戦争の中で
やっとこ生きてきたから



それで

日本に



触りたくなったんですよ









手で
こう
触るようにね




それには
民話の採訪が
いちばん
よかったわけです








だってね

日本の
「太郎」というと

「桃太郎」しか
浮かんでこないでしょう





そうじゃない

本当の

「農民の太郎」を

探そうよって







もし私が山を越えて行かなかったら



民話をただ
資料で
読んでいたら
こんなに好きにならなかったと思いますね











松谷みよ子さんの

ことば










いいでしょう







NHKで放送された


松谷みよ子さん


絵本講師仲間が


DVDに撮って送ってくれたの






昔話の話の続き









松谷みよ子さん



探した



「農民の太郎」

というのが

たつのこたろう

龍の子太郎新装版

龍の子太郎新装版
著者:松谷みよ子
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という作品として
生まれたわけね








松谷みよ子さんは

その場

赴いて





山越え
谷越え

足を運んで


語られることば






すくいとって

それを

わたしたちに
届けてくれているのね






だから

真実

なの

裏づけがあるの






わたしは

やまんばのにしき

が好き




やまんばのにしき

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著者:松谷みよ子
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絵も好きなんだけど

ことばが好き


独特なことば

なのね



たとえば


すると、そらは かりっと はれて、
もとのように かあかあした つきよに なった





とかね





「なんのなんの、
なんでもねえと おもえば、
なんでもねえもんだ





さあさあ、
げんきをだして、
いくべ いくべ」



とかさ

(これ↑   名言リストに入れてるよ)










おうえ おうえと なく こえも して、



とかね



その土地で

生きて

暮らしている人の

生きたことば






ふだん

自分では使わないけれども




絵本を読むことで

自分の口から声に出せる幸せな日本語





そして

生き生きとした
魅力的な登場人物







あかざばんばの

潔い生き方





剛毅なやまんば





生まれたてとは思えない
赤ん坊の
がら





いばっているくせに
へっぴり腰の
だだはちと
ねぎそべ














これは

ぜひ

子どもと読んでほしい







声に出して

読んでほしい







わたしの好きな昔話

民話です





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「松谷みよ子の本屋さん」にて









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昔話をどのように選んだらいいのかわからない問題 について




昔話をどのように選んだらいいのかわからない







という

質問を

いただきました




子育てサークルさんでの絵本講座のときね








きた~~~~~~~~








きたきた~~~~~












「ごめん

この場では

答えられない

問題が大きすぎて


あとで

ブログに書くから

読んで」






逃げ切ったわたし





(なんじゃそりゃ)












そうね

そうね

そうね


むかしばなし









むかしばなし

避けてはとおれないわよね






もちろん

子どもには
昔話を

読みたい







けどね





昔話を選ぶのは








ひじょうに

むずかしい



なにしろ

元のお話

から

自由に

自由に

自由に

変えられているものが多いから





そして

それが

いいのか

どうなのか

判断するのは

難しいから









声に出して

読んでみるしかない





そこで

違和感を感じたら









やめたほうがいい






違和感


感じないかもしれない








ほんと

昔話を選ぶのは難しい







絵本講師仲間の

ある方が


ももたろう




絵本で
講座を
されてましたが



ももたろうの絵本






こんなにあるの?


っていうくらい

たっくさん

たっくさん

あるんだね






うちにあるのは

こちら


ももたろう

ももたろう
著者:松居直
価格:1,188円(税込、送料込)
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そんなわけで

うちで読んでいる昔話を

少しずつ

気の向くままに

紹介したいと思います







ブランコ








わたしがいちばん


好きなのは


こちら







やまんばのにしき

やまんばのにしき
著者:松谷みよ子
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ちからたろう


今朝


末っ子1年生と


読んだ絵本




ちからたろう

ちからたろう

ちからたろう
著者:今江祥智
価格:1,080円(税込、送料込)
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田島征三さんの絵の



いわゆる



土臭さ



ぼってりとした


質感




いい












言っても





実は


わたし


田島さんの絵本は



この


ちからたろう


しかもってない







その


いわゆる



土臭さ



なんとなく


苦手なのだ







わたしじゃなくても


いいだろう







いい絵本世界なのは

すごくわかるけど



とべバッタ

とべバッタ

とべバッタ
著者:田島征三
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とか


ふきまんぶく

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ふきまんぶく
著者:田島征三
価格:1,728円(税込、送料込)
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とか




だいふくもち
だいふくもち

だいふくもち
著者:田島征三
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しばてん
しばてん

しばてん
著者:田島征三
価格:1,080円(税込、送料込)
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読んだことすらないもんね






(え?
それで


絵本講師なの?!)




という


疑問の声は


受け流し










でも

このちからたろうは好き









今江祥智さんの



ことばが好き




のっしじゃんがずしん

のっしじゃんがずっしん





んぎゅう、
むう












昔話



親子で



読みたいね

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なぜ、おじいさんは「かさじぞう」に笠をかぶせたのか?























一般的に(?)
良い絵本と言われていますね、この絵本

赤羽末吉さんの絵は好きです、わたし


だけど
この絵本
なぜか
あんまり手にとって読もうという気にならないんだよなあ

なんでかなあ
なんか共感できない
のかなあ


こどもも
「読んで」って
あんまり言ってこないし

だから
絵本の頭(?)にほこりが…


たしか
和紙にこだわって
そして
扇に描く
という工夫をしてるんだよね。

そして
赤羽さんの50歳のデビュー作なんだよね
福音館書店の松居直さんに
直談判(?)して誕生した絵本なんだよね





ぼたぼたとした
雪の表現が
素晴らしい。


確かに思いますよ。



でも
なぜか

ぴんとこない

って
思ってた、実は。









それがね
この前読んだ
松谷みよ子さんのエッセイにこんなくだりがあったんです。









「祖先からのこよなき賜物」

と題するエッセイの中に


(以下引用)





「六人子を産んで六人死んだ。

六地蔵さまになったから、
もう死なないと思ったのに、
二人死んでいま二人いる」

 こう語ったのを聞いたとき、

ああそうだったのか、

「笠地蔵」

という昔話のなかにある六地蔵とは、
このような存在であったのかと、
心を洗われる思いがしたのである。




(引用ここまで)













ああ
おじいさんが
六地蔵さまにかさをかぶせるのは
亡くなった自分の子どもに思いをはせていたのか








ただ
優しいからとか
親切だからとか
ではない
もっと深い哀切の気持ちがあったのか

気づかされました。





六人子を産んで六人死んだ。
二人死んでいま二人いる



って
自分の身に置きかえたら
壮絶だよね

それだけで
1冊本が書けそう。

いちいち悲しんでられないくらい
死んじゃうんだね



子どもの本に
そこまでの説明は必要ないよね。




けれど
お話が生まれた背景を知っているか知らないかで
ずいぶん印象が変わるなあ。

そう思って読んでみた、かさじぞう。


 




雪







2012年8月15日の旧fcブログからお引っ越ししました






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自己紹介

おせっかいなおばさん

Author:おせっかいなおばさん
どんな絵本を読もうが勝手

絵本なんて読んでも読まなくてもいい

それなのに

おせっかいに

言いたくてたまらない

絵本のある子育てのこと

「誰でもいいから、この子、育てられるもんなら育ててみてよ」って

子育て放棄しかたかったわたしが

だめな母さんであるわたしが

どんなに絵本に助けられたか

なくても育つ

でも

あったほうがいい

お越しいただきありがとうございました
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